『カルタール(インドのパーカッション)』
星川のハンドメイド・カルタール(インドのパーカッション)です。
インドの北西部、ラジャスタンという所で使われる楽器です。
本場のものは、シ―シャムというローズウッドを使いますが、
これはインディアンローズウッドで作っています。
本場のものは、板目(木目が真っ直ぐでない)のものが多く歪みがあったり、
側面が丸く加工されていて、演奏中にちょっとすっぽ抜けやすかったりします。
なので僕の作るものは、側面は平らにして手にフィットしやすく、
柾目(木目が真っ直ぐ)で歪みづらく、工夫してあります。
高級楽器用木材を使用しています。
音も良く通るので、ラジャスタンの音楽をやるのでなければ、
こちらの方がいろいろなジャンルに応用しやすく、扱いやすいと個人的には思います。
※製作過程
まず材を四角くサイズに切り出し、厚みも整えます。
全部、直角・平行にします。
次に、上下を丸く形に整えます。
そして、すべての角を丸く整えて、ヤスリの目を細かくしていきながら、全体に紙ヤスリをかけます。
表面がスベスベになって、準備ができたら塗装です。
塗装には、宮内庁御用達、神社などにも使われる、
一番搾り・えごま油の塗料を使用しています。
仕上げには、えごま油、米ぬかのロウ成分、レモンオイル、
のみを使用した天然ワックスで仕上げています。
樹脂や触媒金属、溶剤などを含まない、
使う人にも、環境にも優しい塗料を使用しています。
100%植物性、ベジタリアンにも安心なパーカッション、
こだわりのカルタールです。
塗装をすると、木の色が濃くなり、高級感が出ます♪

24時間乾燥しましたら、2回目も塗装します。
さらに24時間乾燥して、ワックスを塗ると、艶やかな良い色合いになります。
そして、48時間乾燥して、ついに完成です☆
下手っぴで恥ずかしいですが、動画載せさせていただきます。
こんな音です↓
下の動画で、ラジャスタンの方たちの演奏が見れます。
とっても上手で素敵ですね♪
彼らは、2019年5月に来日しまして、
僕は京都公演へ行き、次の日のワークショップで、
サリム・カーンさんが僕の作ったカルタールを演奏してくださいました♪
すごいですね〜。僕も少しでも近づけるようにがんばります。
少しカルタールの叩き方を動画にしてみました。
これを左右両手でやります。
音の強弱が大切なので、強い音をしっかり出す練習と、
弱い音でも綺麗に鳴る練習をすると良いと思います。
左右の連打と強弱の組み合わせなので、
まずはスローからアップテンポまで、
左右交互に正確に鳴らす練習すると良いと思います。
あと、動きも重要で、
振る感じで強い良い音が出せたりするので、
上手な人の動きを動画で見て真似すると良いと思います。
僕もまだまだ始めたばかりで下手っぴですが、
少しでも参考になりましたら嬉しいです。
そしてカルタール、いろんなジャンルで使える
良い楽器と思いますので、
日本でも広まったらと思います。
僕も、自分で作ったカルタールで、
冥王星をテーマに音楽と映像を作ってみました。
右手で4、左手で3のリズムを同時に演奏して、
途中で、右手で3、左手で2のリズムを同時に演奏しています。
そういったポリリズムなんかもやりやすい良い楽器です♪
(
詳しくはこちらのリンクからご覧いただけたらと思います)
持ち運びも楽なので、どこへでも持って行けますし、
いろいろなジャンルの音楽で使えると思いますので、
気に入っていただけましたらとても嬉しいです。
※売り切れ時の製作依頼はお問い合わせフォームよりご連絡いただけましたら幸いです。
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